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昨日のスイスに行ってきました編の女将ブログは味噌も醤油も関係ないのに、本業に関わるブログより皮肉にも💦リーチ数が通常より多い結果となりました!

喜んでいいんですよね。。多分。。ということで勢いが続くよう頑張って連載していきたいと思います。

忘れないうちに日本出国について書き留めてみます。

【重要】
各国の入国管理方針は毎週のように変更されますので、もしスイスへの渡航を考えておられる方がおられましたら、必ず大使館や外務省の情報を確認されてください。ちなみに私が娘を連れて行った時と今では入国規制が変更になっております。私たちが渡航した時は、日本人は査証なしの観光ビザ入国が可能でしたが、現在は規制がかかっています。

 

娘が親の知らぬ間に(このあともうバトルだらけ)、
とあるスイスの学校に出願していたのがこの旅のきっかけなのですが、合格通知が来てからの数ヶ月間は大変慌ただしい日々が続きました。
なんとも言っても今はコロナ禍、全世界がこのウイルス対策に神経を注いでいる中の渡航です。毎週のようにスイスの政府のサイトと大使館のサイトと厚生省や外務省のサイトをチェックする日々が続きました。

まず、前提条件としてワクチンを2回打って、ワクチン証明書を携帯しておかねばなりません。ワクチン接種済みの人はPCR検査は不要でしたが今はわかりません。。私たちが渡航した時にはワクチンを打っていない人も日本からの場合入国できるということでしたが、ワクチンを打っていない場合、一定の隔離期間(自費)が設けられます。現在はワクチン2回接種していない場合日本からは入国不可になりました。

しかし❗️
合格がわかった6月当時、娘も私も接種券がありません。接種しなければ隔離が待っています。スイスのホテル代は大変高いし隔離をする時間もお金も大変なことになってしまいます。どうしたものかと宮崎市のワクチンに関するサイトをみると、理由によって柔軟に特別申請ができることがわかり、早速方々に連絡をとったところ、申請が受け入れてもらえ、優先接種の方々の予約枠で空いているところに入れてもらえることが可能になり、なんとか8月の初旬までに2回接種を済ますことができました。この接種に関しては、Twitterで留学生の渡航を滞らせることがないように学生の接種を促すために政局に働きかけてくださる方がいることを友人が紹介してくれました。学位取得者のみならずスポーツ選手など待ったなしの留学生が存在することを訴えてくださる学識者や政治家の先生方がおられ、大変励まされました。

接種の後は渡航の手配ですが、飛行機は色々減便されており、また、国によっては乗り継ぎの経由地によって規制が入る場合もあります。よって私たちは少しでも混乱を避けるため成田発着の直行便を買いました。

宮崎からの乗り継ぎが日をまたぐため、成田のホテルに一泊したのですが、首都圏は非常事態宣言の最中ですのでホテル内のレストランも全て営業しておらず、食べるところはどこもありません。日本を飛び立つ娘のために美味しいものを食べさせてやりたかったけれど、簡単なルームサービスを頼んで凌いだという感じです。ホテルサイドも格安の定食などを用意してくださっていて助かりました。



そして翌日、娘の引越し用品と大量の日本食を積んだ荷物を持って成田へ向かいました。
荷物が多すぎて、ホテルが別便の送迎をしてくれてありがたかったです🙏
その成田ですが、パラリンピック関連の方々以外は本当に人がほとんどいない状態。。。。
パネルには欠航の文字もたくさん

私は東日本大震災の直後の成田も知っているのですが、あの時の日本脱出ラッシュとは真逆の光景です。
ゲート内の飲食店はほぼ全面休業中。。。


全世界が本当に緊急事態の有事であることを実感する光景ばかりでした。
当然飛行機の中もガラガラです。選手の方々とその関係者のような方々と、なぜか10数人の小学生!!!しかも一人旅!!
こんな時にスイスに一人旅?しかも9月でっせ〜 なんで?なんで?

あとで分かったことですが、この少年少女たちはスイスのボーディングスクールという全寮制のすごいセレブな学校に在籍する生徒さんたちなんだそうです。通りで、一人旅に慣れてたわけだ。。。
その姿を見た16歳の娘が一言、、「参りました。。私無理〜〜」だそうで。。
世界にはいろんな環境で生きている人がいることを出国前から学んだ私たちです。

機内サービスはありましたが最小限に制限され、CAの方々の動線を減らしていることが一目瞭然です。機内販売は当然ありません。スナック類は前方と後方の作業場のところに自由に取れるように置いてありました。スイスエアーには日本人クルーは乗機していませんでした。
ガラ空きの機内なので、乗客は皆一人で三席分ぐらいいただいて横になって寝ていました。 着陸前にはコンビニおにぎりもいただけたんですが、なんかもう入国させてもらえるのか不安で不安で娘も私も食欲ナッシング(珍しい)


そしていよいよ無事着陸して入国審査へ向かう。。(続く)